投稿者「本儀拓」のアーカイブ

本儀拓 について

宮城県仙台市で舞台音響、音響効果をやっています。 キーウィ サウンドワークス( https://kiwisoundworks.com )代表。 本を読んだりお茶を飲んだりお酒を飲んだりするのが好きです。

停止のお詫びと再始動のお報せ

当サイトをご覧いただいている皆様へ

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

お報せもなく停止していましたことへのお詫びと、再始動のご報告です。

当サイトでは、昨年秋ごろから、公演情報の更新がなされなくなっておりました。

ひとえに私の不徳の致すところです。誠に申し訳ありません。

仙台演劇カレンダーの設立時から、私個人の力の限界は意識しており、常に編集部でチームを組んでの活動を心がけていました。が、社会情勢の変化などから、編集部員に余力を提供していただくことが難しくなり、当初はじわじわと入れ替われていたメンバーも一人減り二人減りして、ここ数年は、なんとかしなくてはと思いながらも、ほぼ一人で管理と運営を行っていました。

そこへ、ここ2年程、新型コロナウィルスの流行に伴い、数多くの公演が、中止、あるいは延期、あるいは映像公開のみへの変更、になるという異常な事態と、それらに伴う多量の、ご公演に関わる皆様の心情を察するに余りあるご連絡を頂戴するにつけ、私が心情的に限界を迎え、仙台演劇カレンダーの活動に蓋をして、見ないようにしてしまっていました。

知ると知らざるとを問わずご迷惑をおかけしている皆様、不義理をしてしまっている皆様に、重ね重ね申し訳なく思っております。

さて、上記のような状況でしたが、このほど、せんだい演劇工房10-BOXに、編集協力を頂戴できることが決まりました。大変ありがたいことです。心機一転、と安易に謳えない、予断を許さない状況ではありますが、背中を押していただき、ともかくなんとか活動を再始動いたします。

仙台演劇カレンダーは、どこからお金の出るわけではない、無償の活動です。サーバースペースはキーウィサウンドワークス(私の本業です)のものを流用しており、ドメイン代は持ち出しです。私も含めた編集部員の、こういうものがあるとよい、必要だ、という思いによる労力と時間の提供と、公演情報をくださる皆様のご協力により成り立ってきました。

この度決まりましたせんだい演劇工房10-BOXの編集協力も、労力と時間の提供です。掲載、非掲載の判断等は、これまでと一切変わらず、内部のルールと話し合いによって行われます。これまで同様の更新と、前進の再始動を、大変嬉しく思いますとともに、皆様におかれましては、恐縮ではございますが、より一層のお力添えとご愛顧のほどを、何卒よろしくお願いいたします。

今後の展望といたしましては、

  • 今後頂戴する公演情報の掲載の再開
  • 更新停止していた期間に頂戴していた公演情報の掲載
  • 頂戴していた2021年の公演情報を掲載し次第、2021年のアーカイブの公開

を手始めに、再始動していきたいと考えております。

まずは、更新停止していた期間に公演情報を頂戴していた皆さまに、大変恐縮ではございますが、再度のご協力をお願いいたしまして、掲載作業に入りたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

仙台演劇カレンダー 編集部代表 本儀拓

公演情報アーカイブに、フライヤー一覧復活

過去の公演情報アーカイブに、フライヤーがずらっと見られる一覧が復活しました。
ずっとお世話になっていたソフトが、昨年から当編集部の事情により使えなくなり、以降、各年のアーカイブページにはカレンダーがあるきり(今も下の方にはあります)になっていたのですが、それではやはりちょっと寂しい、と、このほど自前で当該機能を実現しました。

例)2019年の公演アーカイブページ(一部)

 

当編集部は、フライヤー画像は、お客様と作品をつなぐ第一歩になりうる、大切なものと考えています。眺めれば一目で作品や公園と結びつく、という意味でも、アーカイブには欠かせないものと思っています。このほど復活できたことを、本当にうれしく思っています。

2020年11月からの表示では、日付表示は従来よりもシンプルに。また、タイトルは必ず表示するようにして、ページ内検索等(お使いのブラウザの機能でどうぞ)でも探せるようにしました。また、大きな画面での閲覧では、トップページ等での表示よりも一回り小さい表示とし、一覧性が向上しました。
カレンダーのみの表示よりも、見知ったものを見つけるのが大幅に容易になりました。

広報、宣伝サイトであるだけではなく、地域の公演情報のアーカイブサイトとしての役割も担っていく所存です。

皆さま、今後とも何卒よろしくお願いいたします。


速報 SENDAI OROSHIMACHI Art Marche 2020 開催

速報 SENDAI OROSHIMACHI Art Marche 2020 開催

今年のテーマ『ここから生まれる物語』
今年のおろシェは、劇場鑑賞型の「シアタープログラム」と、お家で楽しむ「オンラインプログラム」の二本立て。
日程

シアタープログラム
2020年10月9日(金)〜11日(日)
※劇場鑑賞型のプログラムです。客席数を定数の50%以下に設定し、業種別ガイドラインを遵守して実施します。
※2020年9月20日(日)AM10:00 チケット一般発売開始

会場

せんだい演劇工房10-BOX全館、別館 能-BOX
〒984-0015 仙台市若林区卸町2丁目12-9

オンラインプログラム
お家で楽しむオンライン型のプログラムです。作品の配信の他、オンライン限定コンテンツも配信予定です。

日程
2020年10月16日(金)〜18日(日)
会場
オンライン
※2020年10月4日(日)AM10:00 チケット一般発売開始
詳細は http://oroche.me/

新規参加団体募集

ウッドデッキとオンライン上で作品を上演いただける団体の新規公募を開始。
公募締切 2020年9月7日(月)18:00

詳細は http://oroche.me

主催 せんだい卸町アートマルシェ実行委員会
共催 公益財団法人 仙台市市民文化事業団

※COVID-19 感染拡大の状況によってはイベントが縮小または中止となる可能性あり。

出演者決定!
おろシェ初!市民参加型作品
Oroche Presents 001 能-BOXギリシャ悲劇シリーズ

『オイディプス王』

作 ソポクレス
翻訳 井上優
演出 山本タカ(くちびるの会)
音楽監督 熊谷太輔

出演

飯沼由和(言言)
鈴木將顕
白鹿リオ
原西忠佑
本田椋(劇団 短距離男道ミサイル)
増田淳(A Ladybird Theater Company)
三品彩乃
武者匠(劇団 短距離男道ミサイル)

会期中の上演に加え、10月4日(日)に試演会(無料)を実施

Webサイト

http://oroche.me/

この記事のURL https://sencale.com/?p=11486


Online_Butai への協力の取り組みとWeb版

仙台演劇カレンダーは、国内外を問わずオンラインの舞台芸術情報をお知らせするWebサイトOnline_Butaiの開設にあたり、サーバスペース等の環境提供をしています。

このサイトは、国内外を問わず、舞台芸術の生配信、期間限定配信、YouTube Live、インスタライブ、ツイキャスなどの情報を発信するTwitteアカウントOnline_ButaiのWeb版という扱いで、一部情報は日本劇作家協会より使用許可を得て掲載しています。

「画面の向こうから伝わる、舞台の鼓動を感じたい」

どうぞご覧ください。
(2020/5/12 本儀拓)


Online_Butaiに協力しています

仙台演劇カレンダーは、国内外を問わずオンラインの舞台芸術情報をお知らせするWebサイトOnline_Butaiに、サーバスペース等の環境を提供して協力しています。

このサイトは、「Daily Fringe Guide Osaka」の初代編集人、山本篤史さんの始めた、国内外を問わず、舞台芸術の生配信、期間限定配信、YouTube Live、インスタライブ、ツイキャスなどの情報を発信するTwitteアカウントOnline_ButaiのWeb版です。一部情報は日本劇作家協会より使用許可を得て掲載しています。
仙台演劇カレンダーの他、カンゲキ☆あんないナゴヤ観劇探検ガイドが編集に協力しています。

「画面の向こうから伝わる、舞台の鼓動を感じたい」

どうぞご覧ください。


せんだい卸町アートマルシェ2018

せんだい卸町アートマルシェ2018 2018年10月11日(木)〜14日(日)

この秋、昨年の初回に続き二度目の「せんだい卸町アートマルシェ」(略称、おろシェ)が開催されます。せんだい演劇工房10-BOXを会場とした芸術祭で、様々な舞台芸術の演目のほか、写真展や、今年は酒屋さん、パンやさん等のブースも開かれるとのことです。

公式サイトには

おろシェは、「仙台市卸町を、全国からアートの集う芸術のまちに」をコンセプトに、演劇やダンスなど多彩な20以上の芸術作品が全国各地から集い、秋の卸町を彩ります。
また、会場内には約10店舗のブースを設置し、地元で人気の酒屋やパン屋をはじめ雑貨、写真館、栄養相談など、イベントを盛り上げ1日中「おろシェ」をお楽しみいただけるスペースを展開いたします。
世代問わず多くのお客様にお楽しみいただき、秋の卸町の新たなシンボルとして愛されるアートフェスティバルを目指します。

(改行 編集部)

とあり、演目は昨年以上にバリエーション豊かです。

「演劇、ダンス、喫茶でひといき。ここは美味しいアートのマルシェ!」

ラインナップは、大きくは、劇場であるbox-1や、box-2、10-BOXの別館 能-BOXで5つのカンパニーが参加する「カンパニーステージ」と、小空間box-3で上演される、少人数の作品に限定した、12演目の「コンビネーションステージ」があります。
他に、ウッドデッキ等で行われる「フィールドステージ」や、講演会などがあり、最終日はARCT主催の芋煮も開催されます。

※8/21 全ラインナップが発表されました!随時、公演情報として掲載してまいります。
※9/4 フライヤーの中面と裏面(↓)を掲載しました。

【COMPANY STAGE】-カンパニーステージ-

劇団 短距離男道ミサイル28発目
第一回 まさに奇祭!!シリーズ『おまえとおれ生誕感謝祭』~宇宙の中心で産声を上げた男たちの群像~
  [演劇]
テキスト 手代木正太郎、 演出 澤野正樹
10月11日(木)18:00-、12日(金)16:30-、20:00-、13日(土)11:00-
会場 box-1

まつもと市民芸術館プロデュース『或いは、テネシーワルツ』[演劇]
作 加藤直 串田和美、 演出 加藤直
10月14日(日)14:30-
会場 box-1

丸福ボンバーズ丸福ボンバーズ 第11回本公演
『さいごのなみだ~星影楼にまつわる噺 その弐~』
[演劇]
作・演出 福島三郎
10月11日(木)14:30-、20:00-、12日(金)14:30-
会場 box-2

dracom 『ソコナイ図』[演劇]
作・演出:筒井潤
10月13日(土)19:30-、14日(日)12:30-、
会場 box-2

山田うん(dance)× 太田惠資(vl.) 『ボレロ~秋風辞~』 [コンテンポラリーダンス]
能-BOX
10月11日(木)20:00-、12日(金)18:30-、13日(土)14:30-

【COMBINATION STAGE】-コンビネーションステージ-

江古田のガールズ『That’s 営業 -これから始まるシェ-』 [シャンソン][マジック]
構成 山崎洋平
10月11日(木)13:00-、18:30-
会場 box-3

柿喰う客『にんぎょひめ』[演劇]
原作 アンデルセン「人魚姫」、構成・演出 中屋敷法仁
10/ 11(木)13:00 14(日)11:00
会場 box-3

柿喰う客『いまさらキスシーン』[演劇]
作・演出 中屋敷法仁
10月12日(金)13:00-、 13日(土)18:00-
会場 box-3

くちびるの会『猛獣のくちづけ』[演劇]
作・演出 山本タカ
10月11日(木)18:30-、 12日(金)20:30-、 13日(土)13:00-
会場 box-3

佐々木すーじん×山下彩子『ヒト、ヒト、モノ』 [コンテンポラリーダンス]
10月13日(土)16:00-、 14日(日)15:00-
会場 box-3

渋谷裕子『針が飛ぶ』 [コンテンポラリーダンス]
10月11日(木)16:30-、 13日(土)13:00-、 14日(日)11:00-
会場 box-3

清水宏『清水宏の空飛ぶスタンダップコメディ~世界を笑わせろ』 [スタンダップコメディ]
10月14日(日)13:00-
会場 box-3

捨組『あの場所、ふたり、あまやどり。』 [演劇]
作・演出 紺野ステカセ(捨組)
10月13日(土)16:00-、 14日(日)17:00-
会場 box-3

永守輝如『じんるい』 [舞踏]
10月12日(金)18:30-、 13日(土)18:00-
会場 box-3

村田正樹『MURATA黄昏』 [タップダンス][音楽]
10月12日(金)20:30 13日(土)11:00 14日(日)17:00-
会場 box-3

モスクワカヌ『注文の多い宮沢賢治』 [ミュージカル]
作 モスクワカヌ、演出 薛 珠麗、作曲 伊藤靖浩
10月11日(木)16:30 12日(金)13:00
会場 box-3

山田百次『或るめぐらの話』 [演劇]
原作 高木恭造 構成・出演 山田百次
10月12日(金)18:30-、 13日(土)11:00-、 14日(日)15:00-
会場 box-3

【FIELD STAGE】-フィールドステージ-

コメディアス『理学偉人談』 [落語]
作・演出 鈴木あいれ
10月13(土)15:00-、17:30-
会場 ウッドデッキ

熊谷太輔(パーカッショニスト)[音楽]
会場 ウッドデッキ

中村友美(舞台美術家) 『まちのキヲクと物語と~立体地図づくりワークショップ~』 [ワークショップ]
会場 box-7
時間帯調整中

【その他】

『東京を離れたクリエイション』 [講演会]
登壇者
串田和美(まつもと市民芸術館 芸術監督)
澤野正樹(劇団 短距離男道ミサイル)
長塚圭史(阿佐ヶ谷スパイダース)
10月13日(土)17:30-
会場 能-BOX

ARCT芋煮会2018~8杯目~
10月14日(日)19:00-
会場 ウッドデッキ
主催 ARCT

【BOOTH】-ブース-

ARCT(展示) 一茶(お茶) キッチン八木山(お食事) quarantaine(展示・雑貨) 工房そらうた(雑貨) 木もれび食堂(お食事) 似顔絵屋(似顔絵) nomadba 写真館(写真) PIRKACUP(アクセサリー) 舞台芸術のための かかりつけ栄養士 ” ひなた”(栄養相談)  ブーランジェリー ジラフ(パン) 森民酒造本家(お酒)  and more…!

地元宮城の作品が観られるのはもちろん、福島、東京、長野、大阪から注目の演目がやってきます。
“おろシェをより美味しく味わって頂けるようにお客様にご提案する俳優チーム”「おろシェフ」の企画も進行中とのこと。

毎日、演目や開かれているものが違うので、4日間通ってたっぷり楽しめそうです。

せんだい卸町アートマルシェ http://www.artmarche.site/
Twitter @SENDAI_oroche
せんだい演劇工房10-BOX http://gekito.jp/

昨年 せんだい卸町アートマルシェ2017の記事

この記事のURL https://sencale.com/?p=10451


2018年6月「仙台ハシゴ劇のすすめ」

 毎週末仙台で公演のある2018年6月ですが、その中でも来る週末、6/8,9,10は、4つの演劇公演が上演されます。しかも、主催4団体の提案する「ハシゴ劇」プランによれば、全て観ることも可能です。

観られる作品

は以下の4本。もちろん当サイトにもすべて公演情報が掲載されています。

1

iaku『粛々と運針』仙台公演(上演時間 約90分)
昨年発表され、日本各地でカタルシスを生んだ話題作が、満を持して仙台へ。
平凡な生活の内に潜む葛藤、生と死の問題を、関西弁の周到な会話で描き出す。
6月9日(土) 19:00- 10日(日) 14:00-
せんだい演劇工房10-BOX box-1

2

演劇企画集団LondonPANDA リーディング公演 『青葉繁れる』(上演時間 約65分)
仙台一高を舞台にした青春喜劇にして、井上ひさしの初期の傑作。
仙台一高出身の演出家と役者が、みずみずしい感性で作品に新たな息を吹き込みます。
2018年6月9日(土)13:00-、17:00- 10日(日)11:00-、 15:00-
アートスペースYOUTO(仙台市青葉区片平1-3-35 1to2 BLDG.)

3

仙台シアターラボ シア・トリエ 合同公演 Fukushima Meets Miyagi Folklore Project『SAKURA NO SONO』(上演時間 約90分)
仙台と福島の劇団がタッグを組んだ意欲作。
演劇を劇場から解き放つとき、「桜の園」は「SAKURA NO SONO」として生まれ変わる。
6月9日(土) 13:00-、 17:00- 10日(日) 11:00-、 14:30-、 18:00-
中本誠司現代美術館 東館(仙台市青葉区東勝山2-20-15)

4

劇団ヤミ鍋 12.5公演 『朗読劇 頁-ページ-』(上演時間 約90分)
本に囲まれてカフェでゆったりとくつろぎながら観られる朗読劇。「東京暗闇いらっしゃいませ」、「僕のジェリー」、「スワンボートのシンドバッド」の三本立てをお届けします!
6月8日(金) 19:00- 9日(土) 16:00-、 19:00- 10日(日) 16:00-、 19:00-
book cafe 横顔(宮城県仙台市青葉区1番町3丁目6-12 菊地ビル3F)

上演タイムテーブルと、移動ルート

はこちら


画像をタップ/クリックするとPDFをご覧いただけます。

実際のはしご観劇プランの例

(例1)金夜、土曜午後 完全コンプリート
6/8 ④19:00-劇団ヤミ鍋
6/9 ③13:00-シアターラボ シア・トリエ → ②17:00-LondonPANDA→
   ①19:00-iaku

(例2)土曜午後、日曜午前 完全コンプリート
6/9 ②13:00-LondonPANDA(または)③13:00-シアターラボ シア・トリエ →
   ④16:00-→劇団ヤミ鍋 → ①19:00-iaku
6/10 ②11:00-LondonPANDA(または)③11:00-シアターラボ シア・トリエ

(例3)日曜一日満喫コース 3作品
6/10 ②11:00-LondonPANDA(または)③11:00-シアターラボ シア・トリエ →
    ①14:00-iaku →
   ②18:00-シアターラボ シア・トリエ(または)④19:00-劇団ヤミ鍋

(例4)日曜一日満喫コース 3作品
6/10 ②11:00-LondonPANDA(または)③11:00-シアターラボ シア・トリエ→

   (次の3公演のうち1公演)
   ①14:00-iaku
   ③14:30-シアターラボ シア・トリエ
   ②15:00-LondonPANDA → 

   ③18:00-シアターラボ シア・トリエ(または)④19:00-劇団ヤミ鍋

「所要時間は交通状況によって変わります。 時間に余裕を持ってお出かけください。
 ほかにも、ハシゴ方法は多数。ぜひ、あなただけの方法と、お気に入り作品を見つけてくださいね!」
とのことです。ぜひぜひお楽しみください!

記事のURL https://sencale.com/?p=10285


フライヤーセレクション2017 結果発表

 2014年から毎年、その年に宮城で行われた舞台公演のフライヤーを見返して一年を振り返りつつ、お気に入りのものをお選び頂き投票を行っております。仙台演劇カレンダーフライヤーセレクションは今回で4回目となりました。ご投稿いただいた皆様、記事をお読みいただいた皆様、フライヤーを見返してくださった皆様、ありがとうございました!
 今年は28名の皆様から、34枚のフライヤーに対してご投票を頂きました。総票数(☆の数)は318でした。
 年々、本当にわずかずつですがより多くの皆様にご投票頂けております。ありがとうございます!次回は、次回も、ぜひぜひご参加くださいませ。

 それでは、投票結果の順位と、お寄せいただいたコメントの発表です。まずは9位から。同率9位が二つあります。

【第9位】
屋根裏ハイツ4F
『とおくはちかい』仙台公演

経験した出来事を敢えて言わない、何となく感じ取ってはいるが、敢えて深くは聞き出さない、人が生きている日常では有り得る情景。それを生活の身近にある蛇口からこぼれ落ちる水に例えたのか?と思わせてくれる1枚。

シンプルで繊細なデザイン。きっと舞台も繊細で素敵なんだろうなと思わせる。

屋根裏ハイツのフライヤーはいつも写真を印象的に用いています。宣伝美術は渡邉時生さん。

【第9位】
A Ladybird Theater Company第14回公演
『君、死にたまふことなかれ~幕末刃風伝・雪の章~』

また観たいです!続編お願いいたします。

『露と消えても』に続く「幕末刃風伝」もの二作目。『露と消えても』の舞台写真をあしらったフライヤーです。

【第8位】
無国籍#19
『物騒な踊り場』

アジビラか立て看かなにかのようなタイトルの文字のインパクトとバランスがよいです。裏面に文字が渦をくるりと巻いているのも素敵です。

インパクトがある

前作『加賀山家のフムス』も、ある種のインパクトでフライヤーセレクション2014の上位に食い込んできていました。が、こちらはより洗練された印象です。

【第7位】
第二回いしのまき演劇祭

oyasmarさんのイラスト。やさしく、心に染み入るような、そんなイラスト。とても大好きなのです!まだいしのまき演劇祭にはお邪魔したことがないので、次回は是非に!と思っております。

チラシの絵がかわいい。おしゃれ。

演劇祭のフライヤーとしては初の入賞です。メインビジュアル制作はoyasmurさん。東京や仙台からも参加があり、年々盛り上がっているご様子です。

【第6位】
コメディアス第3回本公演
『KEY LOCK』

毎年、コメディアスさんのフライヤーデザインは素敵だなー、って思っていました。今年もデザインが好みだったので、一押しさせて頂きたい!!と投票します。

紙の固さ、質感、イラスト、視覚的なテクスチャー・・・。捨てられません。

宣伝美術は三澤一弥さん、イラストは加藤幹子さん。コメディアスのフライヤーのいつものお二人です。お二人とも当フライヤーセレクションで入賞、受賞歴のある、常連です。

【第5位】
庭劇団ペニノ
『ダークマスター』仙台公演

見た瞬間にゾクッとする。描かれた大きな目がこちらを覗き込んでるような怖さ。でも、その向こうを見たいと興味をそそられてしまう。

パッと目に飛び込んできてイメージも伝わるデザイン、紙質も素敵だった気がします。

ペニノ初の仙台公演。宣伝美術は甲賀雅章さん。boxes Inc.が招聘しての仙台公演でした。

【第4位】
ロロVol.13
『BGM』仙台公演【せんだい卸町アートマルシェ2017参加作品】

ポップな色合い、他のチラシではあまり見ないサイズ感、ビジュアル全体が魅力的だと感じました。ジャンルへの興味の有無関係なしに、目を惹くことは、フライヤーとしての役割をしっかり担えていると思います。その分裏面の情報が少し過密とも感じましたが、とても素敵なフライヤーだと思いました。

キャッチーな色使い、CDケースのサイズなど、目を引きやすく、手に取りやすくて素敵です。畳んであるのを開いたときの広がりも面白いです。

過去に『LOVE02』で仙台公演がありました、ロロ。宣伝イラストは南田真吾さん、デザインは佐々木俊さん+郡司龍彦さん。2017年に初開催の、せんだい卸町アートマルシェへ参加しての仙台公演でした。

【第3位】
劇団短距離男道ミサイル20発目
『母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北十五+α都市挨拶周りツアー いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~』

顔写真がどんどん崩れていく(似てるような似てないような)のが、空想と現実をまぜこぜにした雰囲気を醸し出していく。何より説明文が笑える!

くどい情報量だが、モノトーンを基調にした色合いでスタイリッシュに見えるのがニクい。

イラストはあらすけさん、宣伝美術は三澤一弥さん。劇団短距離男道ミサイルのフライヤーの、いつものお二人です。

【第2位】
劇団短距離男道ミサイル23発目裸の古典シリーズ#4
『走れタカシ ~僕が福島まで走った理由(わけ)~』

毎度おなじみ、あらすけさん。足の裏が飛び出さんばかり!!!本当にいつも楽しませていただいています。前々作の人間失格のフライヤーは、モノクロでそちらも素敵でした。ミサイルさんの作品に負けないイラスト、また楽しみにしています。

フライヤーの大きさとイラストのインパクトにまず笑った。そして、Suica残高もなかった、という言葉!気に入りすぎて、公演終わってからもしばらく部屋に貼っていた。

2位も劇団短距離男道ミサイルです!イラストはあらすけさん、宣伝美術は三澤一弥さん。上位に一気に2作。

【第1位】
鳥屋三角フラスコ
『台風いつか』

全体のふんわりとしたデザインの中、裏面の目の存在感が、印象をキリッとしめているように思えました。あらすじ、日程等の文字情報もバランス良く配置されていて、選んだ中では1番読みやすい&見やすいフライヤーでした。

軽やかでフェミニン。おじさんが描いてあるのに。

かわいい!!!

第一位は、中堅の二団体がタッグを組んでの公演、『台風いつか』です!チラシは加藤綾子さん(デザイン工房ねむの木)。おめでとうございます!


いしのまき演劇祭

週末は、芝居を観に出かけよう!

11月3日(金)から26日(土)まで、いしのまき演劇祭が開催されます。昨年に続いて二度目の開催です。
当サイトには演劇公演(を含む演目)全ての公演情報を掲載しています。

feblabo(×シアター・ミラクル)プロデュース
『日曜日よりの使者』
脚本 竜崎だいち(羊とドラコ)、 演出 池田智哉(feblabo)
演劇企画集団LondonPANDA Vol.11
『ROOM』石巻公演
作・演出 大河原準介
うさぎストライプ
『ゴールデンバット』
作・演出 大池容子
feblabo(×シアター・ミラクル)プロデュース
『アレルギー』
脚本 米内山陽子(チタキヨ)、 演出 池田智哉(feblabo)
コマイぬ なな吠えめ
『ラッツォクの灯』
原作 熊谷達也(集英社)、 脚本・演出 赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)
いしのまき演劇祭2017のご案内

総合窓口

「石巻まちの本棚」(石巻市中央2丁目3−16)土日月11:00~18:00
全団体のチケットが購入できます。

総合インフォメーション兼、展示スペース

ガルバナイズギャラリー(石巻市中央2丁目4-3)を11/5,12,19の10:00~18:00でオープン。こちらでもチケットを購入できるとのこと。

なお、ガイドブックが定価1,000円のところ、ガイドブック付きチケットを前売りで予約をするとチケット+500円で購入可能となるそうです。

Webサイト https://i-engekisai.jimdo.com/
Twitter@ishinomaki_es https://twitter.com/ishinomaki_es
Facebookページ https://www.facebook.com/i.engekisai/

記事のURL https://sencale.com/?p=9899


杜の都の演劇祭2017制作発表速報

杜の都の演劇祭の、制作発表に参加してきました。会場はau SENDAI。洒落た雰囲気で大きなスクリーンを背負っての開始でした。今年は杜の都の演劇祭十年目。盛り沢山な上に、色々新しい試みもある様子です。
今年の主催演目は、オリジナル4本、エクスチェンジとコラボレーションが各1本の、計6演目とのことです。
簡単ではありますが、まずは第一報として、主催6演目を紹介します。

まず、オリジナルプログラムAは、プログラムディレクターがI.Q150の丹野久美子で、井上ひさしの『モッキンポット師の三度笠』。会場が森のパルク(藤崎地下)。
丹野久美子による井上ひさし作品は杜劇祭常連で、安心の大型演目となりそうです。

オリジナルプログラムBは、プログラムディレクターが丸福ボンバーズの横山真で、平田オリザの『演劇入門』。会場が和醸良酒○たけ(大町)。
昨年の同祭フリンジプログラムで、なんとハウツー本を上演して話題をさらい、今年はオリジナルプログラムへ昇格。初の快挙で注目の演目です。

オリジナルプログラムCは、プログラムディレクターがロロの三浦直之で、伊坂幸太郎の『透明ポーラーベア』。会場がパンプルムゥス仙台店。
伊坂作品の上演はずっと事務局の望みだったそうで、プログラムディレクターに『BGM』仙台公演(せんだい卸町アートマルシェ参加)の記憶も新しいロロの三浦氏(宮城出身)を起用。仙台の俳優、加藤隆(劇団 短距離男道ミサイル)との製作も注目です。

オリジナルプログラムDは、プログラムディレクターが伊藤み弥で、サンテグジュペリの『星の王子さま』。会場がコクトー(仙台駅東口)。
最初の杜劇祭で上演された作品の、十年を経ての再演。俳優、原西忠佑の久々の復帰も注目です。

エクスチェンジプログラムは、沖縄から当山彰一(劇艶おとな団)による作品がやってきます。文は太宰治『地図』。会場はラブミー牧場(立町)。
三線の生演奏もあるリーディングライブとのこと。普段から沖縄料理も提供しているという会場とのマッチングも注目です。

最後に、今回が初の試みであるコラボレーションプログラムは、大人のプレミアムマガジン「Kappo」と杜の都の演劇祭の協働で、火坂雅志の小説『臥竜の天』を上演。プログラムディレクターには澤野正樹(劇団短距離男道ミサイル)を起用して、今年が生誕450年にあたる伊達政宗公を取り上げます。
【11/8追記】
コラボレーションプログラムの出演者が発表になりました。なんと柿喰う客から玉置玲央が参加。せんだい卸町アートマルシェでの一人芝居『いまさらキスシーン』から半年とおかず仙台で出演です。

仙台の冬の定番として定着した感のある杜の都の演劇祭、上記6演目に加えてフリンジプログラム(公募参加作品)が10演目あるとのこと。今後も続報を上げていきたいと思います。

※初出時、玉置玲央さまのお名前の表記を誤っておりました。お詫びとともに訂正いたします。

この記事のURL https://sencale.com/?p=9846


せんだい卸町アートマルシェ2017開催

SENDAI OROSHIMACHI Art Marche 2017 10.5(thu)〜10.9(mon).

この秋、初めての「せんだい卸町アートマルシェ」が開催されます。せんだい演劇工房10-BOXを主会場とした芸術祭で、様々な舞台芸術の演目のほか、展示やカフェ等も開設されるそうです。

サイトには

「アートの力で仙台卸町に若者の集まる賑わいを」をコンセプトに、演劇、ダンス等、様々なプログラムが鑑賞できる他、飲食ブースや企画展示等、1日中楽しめるプログラムをご用意して皆様のお越しをお待ちしております。

とあり、演目のラインナップも、若者に向けた、あるいは力強い、あるいは少し不思議なものが目白押しです。

「観劇、体験、喫茶で一息。そこは美味しいアートの市場」

舞台芸術の演目は、ダンスと演劇です。大枠としては、劇場であるbox-1やbox-2とウッドデッキも用いて4つのカンパニーが参加する「カンパニー上演作品」と、小空間box-3で上演される、出演者が一名のみの作品に限定した、11演目の「ソロ上演作品」があります。

もちろんすべての演目の情報が当サイトでご覧頂けます。

<カンパニー作品>
渡辺源四郎商店『コーラないんですけど』 作・演出 工藤千夏

ロロ Vol.13『BGM』作・演出 三浦直之

劇団 短距離男道ミサイル23発目 裸の古典シリーズ#4『走れタカシ ~僕が福島まで走った理由(わけ)~』 脚本・演出 澤野正樹、原作 太宰治『走れメロス』

TABATHA 爆発仙台PARTY!!番外編02『FIESTA!! ~わたしのメキシコ~ at 仙台』振付・構成・演出 岡本優

<ソロ作品>
記事 せんだい卸町アートマルシェ2017 ソロステージ

玉置玲央『いまさらキスシーン』
野々下孝(仙台シアターラボ) 『それでも海に向かう』
菊田由美(劇団無国籍)『ときどき沼』
西藤将人(劇団ハタチ族)『跳べ、守護神!』
京極朋彦(京極朋彦ダンス企画)『カイロー 仙台マルシェver.』
北尾亘(Baobab)『2020』
渋谷裕子(戯魚堂)『たねは犬かきをする』
とうほく学生演劇祭ドラフト × 箱崎貴司(A Ladybird Theater Company)
松崎太郎 × 鈴木あいれ(コメディアス)『端子にラブ・ソングを… ~CONNECTOR ACT~』
吉村和顕『99』
清水宏『清水宏のスタンダップコメディ~東西南北に進路を取れ!!』

地元宮城の作品が観られるのはもちろん、青森、東京、京都、島根から注目の演目がやってきます。
期間中は、当日の演目のチケットを当日の朝10時から取り扱うとのことで、チケットを確保すれば一日楽しめそうです。毎日、演目や上演順が異なるので、何日も通って楽しめそうです。

せんだい卸町アートマルシェ http://www.artmarche.site/
Twitter @SENDAI_oroche
Twitter ハッシュタグ #おろシェ


短距離男道ミサイル、CoRich舞台芸術まつり!2017春グランプリを受賞

日本全国の演劇・ミュージカルの公演情報サイト、CoRich舞台芸術!の「CoRich舞台芸術まつり!2017春」の栄えあるグランプリを、仙台の団体、劇団 短距離男道ミサイルの『母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~』が受賞しました。おめでとうございます!

東北では渡辺源四郎商店に続き二団体目、宮城からは初の受賞となります。
3/5に仙台での公演を終えた後、キャンピングカー一台にすべてを積み込んで一か月で20都市21会場を巡るというバイタリティ溢れる企画、4/5,6には仙台での凱旋公演まで行われました。(県内での公演情報はこちら

Campfire上でのクラウドファンディング「劇団短距離男道ミサイル 東北の各地をキャンピングカーで巡り演劇公演を届けたい!」も目標を25%以上超えて見事達成されました。

昨年夏の倉庫での大特設舞台での公演といい、いよいよ目が離せない劇団です。2年以内の本作の再演も含め、今後の活動に注目です。

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